第3章　付加価値の付いたコーヒー〜ブレンドコーヒーの内容を一部紹介

コーヒーインストラクター2級問題集の第3章は35問

コーヒーインストラクター2級問題集の第3章は、コーヒーインストラクター2級教本の「付加価値の付いたコーヒー」〜「ブレンドコーヒー」に関する35問からなる内容になっています。この章では、ブルーマウンテンやハワイコナなどの特定銘柄や認証コーヒー、スペシャリティコーヒーなどの付加価値の付いたコーヒーについて学びます。

教本では、特定銘柄一覧が表形式で整理されていますが、十数種類もの特定銘柄の名称と定義を覚えるのはとても大変です。

この問題集の特長は、表ごとサクサク頭に入るように一問一答式で問題を作成していますので、教本だと辛くなる学習を、楽しみながら学べるスタイルにしてあります。

ぜひ、楽しみながら、サクサク覚えてください！

特定銘柄とは

ブルーマウンテン、ハワイコナ、キリマンジャロなどコーヒーについて詳しくない方でも一度は聞いたことがある有名な名称ですが、このような名称がついた商品を特定銘柄と呼んでいます。

なぜ、特定銘柄が設定されているのでしょうか？

その理由は、2つあります。1つは、誇張された広告や事実と異なる内容によって、消費者が不利益を被らないようにするためです。2つ目は、事業者間の公正な競争により消費者が自主的かつ合理的に商品を選択できるようにするためです。

特定銘柄は、法律で決められているものではなく、各業界が消費者の意見を踏まえたりしながら実態に合った自主ルールを決めており、それを消費者庁と公正取引委員会が「公正競争規約」として認定しています。

このあたりの背景を知らないと、特定銘柄は法律でガチガチに決まったルールのようにも思えてしまうので、正しく理解しておきましょう。

ブレンドコーヒー

ブレンドコーヒーという名前は、カフェやコンビニで当たり前のように使われていますが、その定義を正しく理解していますか？

例えば、ブルーマウンテンブレンドといった特定産地を強調した商品名にする場合、生豆換算で30%以上ブルーマウンテンを配合しなければならないというルールがあります。

もちろん、このルールも法律で決まっているわけではなく、全日本コーヒー公正取引協議会により決められていることもおさえておきましょう。

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