コーヒーインストラクター2級 落ちた場合

コーヒーインストラクター2級だと甘く見ると落ちる

コーヒーインストラクター2級は、合格率9割程度と合格しやすい試験です。しかし、毎回1割ほどの方が落ちてしまうわけですが、なぜ落ちてしまうのでしょうか？

ちなみに私は独自の勉強方法で合格できましたが、コーヒーインストラクター2級の勉強は思っていたより大変でした。その理由は、普通に勉強しようとすると、教本を熟読する勉強方法がメインで、勉強するときは手元に教本を常に置いておく必要があったためです。

スマホでスキマ時間にできるような問題集さえあってくれればな…と何度も思いましたが、範囲も限られるし合格率も高いので、大丈夫だろうと思いながら勉強をスタートしました。 しかし、その学習効率の悪さに愕然としました。1日数ページずつ教本を熟読しながら勉強をしていましたが、一週間前に勉強したことをほぼ忘れてしまっていたのです。

もし、学習効率の悪さにモチベーションが低下してしまい、勉強することを放棄していたとしたら、私もコーヒーインストラクター2級に落ちていたかもしれません。

真面目に勉強していても落ちてしまうパターン

真面目に勉強していても落ちてしまう人はいるのでしょうか？

答えはイエスです。その理由をお伝えしましょう。

それは、勉強方法が間違っているからです。インプット型の勉強方法でコーヒーインストラクター2級試験に臨んでしまうと、落ちてしまう可能性があります。

学生時代に明暗を分けた勉強方法

私が中学時代の頃、毎日予習復習を欠かさずとても真面目にコツコツ勉強する友人K君と、テスト10日前から勉強を始める効率重視の友人A君がいました。 A君は、授業中あまり先生の話を聞いていなかったこともあり先生によく怒られてしまう生徒でした。K君は、A君とは対照的で授業中も常に真面目な生徒でした。 ところが、テストの成績はA君のほうが圧倒的に上でした。A君は学年200人中で常にトップ10に入る成績でしたが、K君は100位前後の成績でした。

私は単純に頭の良さが理由だと思っていましたが、私がクラス委員に選ばれたときに成績を上げたい一心で、A君にどんな勉強方法をやっているかを聞いたことがあります。 A君が教えてくれたのが、「テストの前にテストをやればいい」ということでした。私は妙に腹落ちしました。「テスト後の復習で頭に入る理由がそれか」と思ったのです。 私はそのアウトプット型の勉強方法を徹底的に突き詰めた結果、学年で70位前後だった成績からトップ3常連になりました。

一方で、K君の勉強方法はA君とは全く異なっていました。K君の勉強方法はノートにきれいにまとめるやり方だったのです。 K君のノートは誰が見ても内容がわかるようにとてもきれいにまとまっていました。 では、なぜこの勉強方法だと成績が上がらないのでしょうか？ 答えは、試験自体がアウトプット型だからです。

A君の勉強方法は自分で試験をしてみる、つまり問題を解くというアウトプット型であり、K君の勉強方法は授業を聞いたり教科書を読んで理解を深めるというものと同じインプット型です。

例えば、フルマラソンのために短距離走のトレーニングをしても成績が上がらないことは明白でしょう。 それと同様に、試験で試されているのは、アウトプットができるかどうかであり、インプットができるかどうかは問われないのです。

ほぼノー勉で落ちるパターン

ほぼノー勉で落ちてしまうのは、合格率が高いから大丈夫だろうと思ってあまり勉強しなかった結果、落ちてしまうというパターンが多いでしょう。

では、なぜほぼノー勉で臨んでしまうのでしょうか？それは、コーヒーインストラクター2級の勉強が、教科書を読むという勉強方法メインでツラいからです。

教科書メインの勉強は、究極のインプット型であり、数ページ読んだ後に軽くテストをしてみると、その定着率の低さに驚きを隠せないことでしょう。 私自身もその定着の悪さに愕然とした経験があり、アウトプット型の問題集を開発せざるを得ませんでした。 私には、コーヒーインストラクター2級の勉強を途中で挫折してしまう方の気持ちも十分理解できます。

コーヒーインストラクター2級に落ちた場合に行うこと

コーヒーインストラクター2級に落ちてしまうと、ショックであると同時にやる気を失うのではないかと思います。 もし、やる気を失ってしまったならば、無理に再チャレンジする必要はないでしょう。

一方で悔しくて挽回したい方は、再試験にチャレンジしましょう。 再試験に臨むなら、これまでの勉強方法を見直してアウトプット型の勉強方法で臨んでみてください。ご自身で問題集を作るのもいいでしょう。

それが大変ならば、コーヒーインストラクター2級学習サイトが提供している、過去問と教本から作成したオリジナル問題集をやってみてください。

落ちてしまうとコストが高くつく

再試験でも不合格になってしまうと、再試験の費用のみならず、これまでの講習会や試験、教本代と多くのサンクコストが発生してしまいます。 私自身も様々な試験に臨んできましたが、せっかく勉強してきたのに不合格になったときのガッカリ感はたまったものではありません。

過去に私は、弁理士試験に一年ほどの勉強を経て臨んだことがありますが、残念ながら落ちてしまった経験があります。 大手の学習教材の費用数十万円と何よりも勉強に費やした時間が無駄になってしまったのです。 もちろん、すべてが無駄になったとは思いませんが、資格試験は合格しなければあまり意味がないです。 膨大なサンクコストが発生してしまったことは言うまでもありません。

サンクコストは、モチベーションに影響するため、せっかく前向きにコーヒーインストラクター2級合格を目指していたのに、チャレンジを諦めることにもなってしまいかねません。

試験勉強は、どれだけやっても安心できるものではありません。 人生は有限です。みんなが同じように勉強方法に悩み、辛い思いをして勉強する必要はありません。少しでも無駄をなくし、合格率を高められる勉強方法を試してみませんか？

私たちが生活する社会も、先人たちが築いた数々の工夫の上に今があります。ぜひ、先人の知恵を武器にして学習に苦労することなく、いつもの日常を送りながら、無理なく合格を目指してください！

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